SIZE表記：12

実寸SIZE
アウトソール全長　　32cm
最大幅　　10cm

OLD CONVERSE ALL STAR ならではの面白い1足のご紹介です。
CONVERSEのOLD SNEAKERは、
左足と右足が、別ラインにて製造され、
完成した左と右足を合わせて箱詰めされて完成します。
これは、有名な話です。
過去にタイムスリップして工場見学したいです。
ヒールに黒のパッチが付き、「CHUCK TALOR」と表記が入るものは、
1977年以前に製造されたものになります。
それ以降のものには、ヒールには「ALL STAR」表記の白いバッチが付きます。
ただ、1977年のその過渡期には、黒バッチはつきませんが、「CHUCK TALOR」と同じく
インソールの表記がボックスロゴになり、その中の「CONVERSE」の文字が
青ではなく、黒文字で表記されるものが存在します。
左足は、その「1977's MODEL」にあたります。
そして、なんともう片足の右足はBOXロゴの中の文字が青文字になります。
左右のインソールロゴの違いから、1977年から1978年に作られたものになると解ります。
こうした過程から製造された年が限定されるのは、非常に面白いです。
その他、ディテールは、CHUCK TALORと変わらず、サイドには大きくステッチや当て布が付き、
SHOE LACEもoriginalになります。
外っ面も形状も、CHUCK TALORとヒールパッチ以外は変わりません。
つま先の形状も、80's以降のものとは全く異なり、
70's Chuck Talorのものと同一ですね！！
CHUCK TALORだと価格が5万円はくだらないところ、
税込価格￥15,000- とリーズナブルです。
非常に面白いです。
自己満足ではくのにも良し、
参考資料として取っておくのも良いですね。
こういう、左右足のちょっとした差異がみられる過渡期に作られたORIGINALもの、
その製造過程の理由からうまれるもの、見られません。
しかも、そこから製造年が解るものって、
本物の偶然の産物となり、非常に面白いです。