1942's〜1945's     LEVI'S "S 501 XX" 大戦MODEL     W32 × L30

1942's〜1945's     LEVI'S "S 501 XX" 大戦MODEL     W32 × L30
在庫なし

*表示価格は税込み価格となっております。

SIZE表記:なし(W32 × L30)

実寸SIZE
ウエスト  40.5cm
股上  29cm
股下  76cm
裾幅  19cm
全長  102cm

第2次世界大戦時、アメリカ政府は軍需への対応により物資統制を開始しました。
政府機関の軍需生産委員会WPB(The War Production Board)による法令が施行され、
リーバイ社も主力モデルである501XXの簡略化を余儀なくされました。
そこで、SimplifiedなS501XXという品番が生まれました。
"S 501 XX"の頭につく"S"は、その"Simplified"のことになります。
飾りステッチと見なされかねない尻ポケットのアーキュエイトステッチは、
スクリーン転写(通称ペンキ・ステッチ)に変更されました。
コインポケットのリベットは省略されます。
いっぽう裏リベットは、銅製から鉄製に変更されました。
リーバイスお決まりのディテールが、そのプライドをことごとく打ち砕くがごとく
変えざるを得なくなっていました。
それが、一世紀程の時を超え、
むしろ独創性に溢れたユニークな時代のジーンズとして
特別視されていますね。
戦争という歴史がつくり出した産物になります。
1942年から1945年にかけての3年間程のみにつくられたものになります。
Specialな「S501XX」です。

こちらの「大戦MODEL S501XX」、非常にARTな雰囲気のものになります。
フロントの縦糸が切れて横糸が残っている状態の部分、
当時のリペアになるのでしょうか。
素晴らしいです。
裏をめくると1950年代以前のDENIM生地と綿糸のみが使われています。
これは、現代の日本人ではなく、
当時のアメリカ人によるリペアだと思います。
アーキュエット・ステッチが入らず、ペンキ・ステッチも消えてSOLIDなバックPOCKET、
RIVETが両端に打たれないCOIN POCKET、
しかも、そのCOIN POCKETの形状は、通常の五角形ではなく四角形になります。
銅ではなく銀色の鉄で出来た隠しRIVET、
確実な「大戦MODEL S501XX」ですね。
革パッチのかけらもステッチ部に残ります。
フロント・ボタンフライには、月桂樹ボタンやドーナツボタンは使われる以前の
より古いMODELになります。
レングスなんかもORIGINALになります。
しかも、W32×L30とGOLDEN SIZEです。
まさに、この世に一本しかない「大戦MODEL S501XX」です。

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